山号は神龍山。応永七年(1400)真言宗の僧、禅東海厳の開創といわれている。
慶長年間(1596~1614)少林寺二世大室隣徹により曹洞宗となる。十七世大岳東海代明治三十年四月、八王子大火により全焼、又、昭和二十年八月、戦災により、本堂外一切灰じんに帰した。
十八世英道俊一代、昭和二十五年、曹洞宗より離脱し、独立禅宗寺院として、新発足した。
○宝物
※本尊釈迦如来、脇仏文殊、普賢両菩薩、十一面観音が奉られ八王子、京王観音 廿八番の霊場。
※普門殿=本尊に大日如来(長谷川昴 昨)、茶室「弘照庵」 禅宗式庭園
※唐がらし地蔵尊=寛文十一年(1671)八月二十四日の建立。開運地蔵として信仰を集めている。

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